専門家のアドバイスcolumn

活用していない空き家

活用していない空き家

 使い道に迷って活用しないままの空家、思い切って活用法を検討されてみてはいかがでしょうか。
建物は使用していないと劣化の進行が早いものです。空家になってからの経過年数、建物状況等によっては、検討できる活用法も限られてくる可能性もあります。専門家等に事前に建物の外観・内部等、現地にてチェックしてもらってから活用法を検討されることをお奨めします。
空家の活用法については「空家となった実家」ページを参照下さい。

不動産営業マンのちょっと一言・・・・・

 使わずに放置されている建物の場合、久しぶりに水道をひねってみると水漏れしたり、トイレで水を流した途端にタンク下から水漏れといった場面に出くわすこともよくあります。設備業者さんに修理してもらうことになるのですが、使っていないとパッキン等が駄目になってしまうようです。
木造建築物の場合、白蟻にも注意が必要です。よく見てみると、木部箇所にぶつぶつと穴が開いていたり、腐食しているようにボロボロ・スカスカな感じになっていたりすると要注意。単なる腐食ではなく、白蟻が生息、又は生息した跡かもしれません。目に見える箇所ならまだ分かりやすいですが、床下箇所だったりすると普通では気づきません。羽根蟻が飛んでいるのが見について、なんか様子がおかしいと思い、調査してはじめて白蟻がいることを知る羽目に・・・といったことになります。
鉄筋建物でも2階バルコニーとかに土を入れて植栽などしていると、白蟻が上がってきてそこから室内に侵入、気づいたときには室内にまで白蟻被害が発生といったこともあったりするんです。
白蟻については、業者さんに頼めば無料で建物のシロアリ調査をしてくれたりしますので、活用をお考えの場合、白蟻専門業者さんに事前調査してもらうことをお勧めします。

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